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2012.10.6 『オペラ座の怪人』 新怪人登場! [観劇感想:劇団四季(2012年)]

2012.10.6 『オペラ座の怪人』 新怪人登場!

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オペラ座の怪人 電通四季劇場[海] 2012.10.6 ソワレ

オペラ座の怪人  橋元聖地
クリスティーヌ・ダーエ  土井愛実
ラウル・シャニュイ子爵  鈴木涼太
カルロッタ・ジュディチェルリ  浅井美波
メグ・ジリー  西田ゆりあ
マダム・ジリー  戸田愛子
ムッシュー・アンドレ  増田守人
ムッシュー・フィルマン  平良交一
ウバルド・ピアンジ  永井崇多宏 
ムッシュー・レイエ  斎藤譲
ムッシュー・ルフェーブル  岡本隆生 
ジョセフ・ブケー  寺田真実 

アンサンブル
瀧山久志
五十嵐春
野村数幾
伊藤源
山口泰伸
松永隆志
町田兼一

寺嶋あゆみ
早川絢子
栗城唯
吉田絢香
山本紗衣
松ヶ下晴美
馬場美根子
高田直美
羽田沙織
野手映里
松岡ゆめ
榊山玲子

オーケストラ指揮  濱本広洋

着席:1階8列

 

みなさんこんばんは。Jです。

昨日は久しぶりに劇団四季の「オペラ座の怪人」を観に行ってきました。
高井怪人vs.佐野ラウルの、「幻の金ロー怪人対決」以来の四季オペラ座です。
今回は、先日デビューとなりました新怪人。橋元聖地さんが再びファントム登場とのことで、急遽突発してきました。

橋元聖地さんといえば、「キャッツ」オールドデュトロノミー、アスパラガス。「オペラ座の怪人」ピアンジで既に活躍されている方です。
オールドデュトロノミーで四季デビュー。五反田/大崎時代のキャッツシアターに初登場だったと記憶しています。

ベテラン怪人の高井治さんもかつてオールドデュトロノミーをやっていましたし、同じくベテラン村俊英さんもアスパラガスをやっていますから、筋としてはそっち系になりますね。納得の配役です。
オペラ座ではピアンジを経由してからの役昇格ですね。これは珍しいパターンかもしれません。

それでは一言感想から…



新 怪 人 ア ツ イ ぜ ! ! ! !

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その橋元怪人。
ベースとなるのは恐らく…というよりも間違いなく佐野怪人になるでしょう。
佇まい、動作、手の動き、かなり似ています。演技もとても細かいのです。
加えて、高井怪人のようなクールさ、冷淡な表情がちらちらと垣間見えます。その時にはドキっとして恐ろしく感じてしまうほどです。
そして、爆発した時の熱さといったら、これは半端ないです!この辺りはやはり佐野怪人譲りでしょう。

熱い怪人はやっぱり良いですよね。好みです。

すらりとして長身。カッコイイ系のファントムです。これも佐野さんと同じですが、違いといえばカッと目を見開く佐野怪人の対し、橋元怪人は切れ長でシャープな目をしています。
見た目年齢は若い怪人です。私は30代後半ぐらいに感じました。

私がいつも注目するポイントである、クリスティーヌを連れてきて最初にオルガン弾く場面。
最初は高井怪人ばりに鍵盤を見ながら弾いていましたが、途中からクリスティーヌに視線を移し、クリスティーヌをガン見していました。
こういうこと(鍵盤→クリス目線)をやる怪人は初めてです。クリスティーヌを見る目がまた恐ろしくて、鳥肌が立ちました。

歌はやはりかなり上手いです。
終始細かいビブラートがかかるのは佐野さんに似ていますが、オペラ経験のある橋元さんならではの、綺麗な歌声を堪能することができます。
三大デンジャーポイントも難なくクリアです。ただ、そこではあまり倍音がかからなくて、他の歌声と同じ感じに聴こえたのは少し残念に思いました。
でも、歌で危なげな感じは全くしないのは流石です。

歌で特筆すべき点は、Music of the Nightのラストです。
「夜の調べの中に」という終わり方で、最後の「に」がロングトーンになりますね。
最初は静かに歌い始め、途中からブワッと声量があがります!
「え?そこで音を大きくする?」と思っていたら、そこから徐々に声量を落としていき、最後には綺麗な弱音になり、弱音のまま長く長く伸ばすのです。
おぉ!これは参りました。数々のミュージック・オブ・ザ・ナイトを聴いてきましたけど、こんな風に歌う人は初めてです。これはかなり良かったと思います。

気になったところは、「ブラヴァー、ブラヴァー、ブラヴィッシーマー」の「ブ」にかなり巻き舌が目立ったこと。(特に悪いというわけではありませんが)
あとは、笑い声です。これには違和感を通り越して、「笑いすぎじゃね?」と思ってしまい、思わずつられ笑いをしてしまうほどでした。
「ウワァーーーッシャッシャッシャッ!!」みたいなかんじ。
かなり悪い人の笑い方になっています。まぁ、怪人は悪い人ではあるんですけど、ちょっとやり過ぎ(笑)
これは是非劇場で聴いてみてください(笑)

※「ブラヴァー」や笑い声の部分はテープなので、録り直しをしない限りは同じものが聴けます。

演技が細かいなぁと思ったのは、1幕の地下室。クリスティーヌが眠ってからの作曲活動のシーンです。
オルガンを弾き終わったあと、暫く放心状態になります。「おぉ、エエ曲完成したぜ!」みたいな、達成感が伺えました。
その後仮面を取られるまでの演技が妙に細かかったです。譜面に記している途中でインク切れを気にしたりとか。かなり神経質な怪人として演じているようです。
こういう細かいところはやはり、佐野さんの指導が入っているのだと思います。それを上手く演じていて、わざとらしい感じは全くしませんでしたし、以前見た新演出版の怪人の所作に近いものを感じました。

総合すると橋元さんは、佐野さんベースでありながら高井さんと佐野さんの美味しいところを兼ね備えている怪人で、歌は素晴らしいし演技は細かいし、熱さとクールさを場面場面で切り替えています。
姿勢がピンとなっていて佇まいがとても綺麗です。
ナルシスティックでオレサマ系ですが、とてもかっこよい怪人だと思います。私は、とてもとても好みでした。

ラストの地下室熱かったなぁ~
「行け!行ってくれ!お願いだ!」は絶叫でした。とても良かったです。
クリスティーヌに指輪を返されて、去られてしまった後の、「えっ…」という表情は切なかった…。
その後目を瞑ってウエディング・ベールを強く抱きしめて…泣けました。

欲を言えば、1幕2幕ラストのロングトーンがもっともっと伸びれば言う事なしだったと思います。

とても良い人がデビューしましたね。オススメですよ。


そして、もう一人お初だったのが、土居愛実さんのクリスティーヌです。
土居さんは橋元さんよりも少し前にオペラ座デビューした方で、四季ではもっとも新しいクリスティーヌ役です。
デビュー当初、ご覧になった方のツイッターを読んでいると、賛否両論…というよりは、否定的な意見が多かったのです。

私、何人もの四季クリスティーヌのデビューまもない頃を拝見してきましたが、どの人もかなり完成された状態でしたから、にわかに信じがたい感想がずらりとならんでいたんですね。
そんなことってあるんだろうか…と。

で、実際に見た感想はですね。



んーんー、ん?!
あーうーん、ん?! 
えっ?! んんーー。

という感じです。

これではわかりませんかね(笑)。
まぁでも察してください。この方を指導するにあたり、多くの方が動いているんだなぁというのが伝わります。
脇を固めるベテラン陣の安定感からも、それが強く感じられます。 

何か特殊な事情があるんでしょうかねー。まぁ、時々ありますよね。そういう配役。

でも、同じ日に観劇された方によると、前よりはかなり良くなっていると仰っていました。
それって、最初はどんだけ…?!

2年後、3年後にまだクリスティーヌ役をされていたら、是非拝見したいです。進化を感じたい。
せめて歌が超絶上手いとか、そういう特筆すべき点があれば良かったのですけど、残念なことに部分的に音を外していたし…ビブラートを大きく揺らすタイプで歌にあっていなかったり。
普通に上手は上手なのですが。
動きが堅く、動作が早すぎたり遅すぎたり。まだまだ段取りにも乗れていない感じがしました。
でね。台詞の声がかわいくない。一応、ヒロインですから……

あ、ひとつだけ。良かった(?)こと。
「何かを夢見ているような子でして」と説明するルフェーブルさん。
ぼんやりと夢見心地のような表情は、その説明にピッタリだと思いました。
小柄でかわいらしいです。

しかし、地味すぎて華がない。
「このコーラスガールが?!」って、フィルマンさんは驚きますけど、初見さんは皆同じことを思ったのでは。「この人がクリスティーヌ?!」
私が怪人だったら地下室には連れていかないです。
正直でごめんなさいね。

否定的な意見に負けないように頑張れ!!折角役を射止めたのだから見返してやれ!!

 
で、先ほども書きましたように、新怪人と新クリスティーヌを支えるべく集まった、オペラ座ベテラン陣の安定感がとても素晴らしくて、全体的には満足な出来栄えでした。
久々に観て良かったです。

なによりお目当ての橋元怪人が想像以上に良かったから、本当に満足でした!

やっぱりオペラ座の怪人は素晴らしいですね。 

でも、三連休だというのに、空席が目立っていたのには少々哀しくなりました。 
私、当日券で結構前の方の座席取れましたし。

是非皆さん、新怪人の橋元聖地さんをご覧になってくださいね。


劇団四季ステージガイド オペラ座の怪人
http://www.shiki.jp/applause/operaza/

オペラ座の怪人東京公演スケジュール
http://www.shiki.gr.jp/applause/schedule/operaza.html#umi

電通四季劇場[海] 東京・汐留 (劇団四季専用劇場)
http://www.shiki.gr.jp/theatres/umi/
 

 

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コメント 4

つるとも

Twitterからきました。橋元ファントム,、かなりみたいです
by つるとも (2012-10-07 17:41) 

kindan_J

>つるともさん

こんばんは。コメントありがとうございます。
はい、是非是非!橋元怪人良かったので、ご覧になってくださいね!
by kindan_J (2012-10-07 17:58) 

采菜

おはようございます~!!
私も同じ公演、観ていたのに(>_<)
ぜひ、お逢いしたかったです(ToT)

橋元怪人、私も初観劇でした!
伸ばすところとか、バン!って出すところがしかり安定していたし綺麗に歌われていたので私もよかったと想います。
個人的、Music of the Nightラストと二幕最後のラストで伸ばす上、クレッシェンドしていくのが気に入りました♪
だから、これからにもっと期待ですね♪

土居クリスティーヌはなんだかんだで3回目
初めて観た時はデビューから3回目の舞台でかなり緊張されてて(とても解ります(>_<))ちょっと震えた感じでしたが、だんだん、震えがなくなてきて。細かい演技を意識されるようになっているらしゃるから土居さんも頑張って下さいという感じです。
私としては、衣装が新しいのに感動!!(笑)
イル・ムートのシャツの青いラインとか、マスカレードが今は統一されましたが昔、高木さん、苫田さん、沼尾さんが着ていらした水色のモコモコ?な感じのデザイン。(プログラムを観れば解りやすい?)あとドン・ファンのアミンタの衣装も全く新しく!なかなか面白かったです!
それで翌日も観に行って(笑)今度は苫ちゃんさんです!!
苫ちゃんさんは今度、マスカレードの衣装のスカートが一段とボリューミーになっていました!!可愛い❤
マスカレードの衣装は小柄な方だと土居さんタイプになるみたいです。苫田さんとかは作り直したとか?
苫田さんのWishing You were Somehow Here Againがお気に入りで、この日も最高でした!!

お蔭で95回目のオペラ座の怪人(笑)
ふー。早く100回目を達成したいです♪
よかたらその日は一緒にお祝いして下さいね(笑)
by 采菜 (2012-10-08 09:47) 

kindan_J

>采菜さん

こんばんは。実は前の方に座っていらっしゃったのを確認しておりました。タイミングを逸してしまいお声掛けせずにすみませんでした。
もう95回目ですか!凄いなー100回記念まであともう少しですね。
衣装がかわったことまでチェックされていたのですね。私はこの頃見に来ていないので、そこまでは気付かなかったです。
流石ですね。また色々教えてくださいね~!
by kindan_J (2012-10-08 20:56) 

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