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Love Never Dies: Adelphi Theatre:『ラヴ・ネヴァー・ダイズ』千秋楽観劇レポ :2011年8月27日 2幕その2 #loveneverdies [観劇感想:LONDON Musical]

Love Never Dies: Adelphi Theatre:『ラヴ・ネヴァー・ダイズ』千秋楽観劇レポ :2011年8月27日 2幕その2 #loveneverdies

 

Love Never Dies  Adelphi Theatre  27 AUG 2011


The Phantom: RAMIN KARIMLOO

Christine Daaé:
CELIA GRAHAM
Madame Giry:
LIZ ROBERTSON
Meg Giry:
HALEY FLAHERTY
Raoul, Vicomte de Chagny: DAVID THAXTON

Fleck:
TRACEY PENN
Squelch:
ADAM PEARCE
Gangle:
CHARLES BRUNTON
Gustave: DANIEL DOWLING 


着席 Stalls M列 



今日は、久々に「Love Never Dies」の記事を書きます。
 
二週間も連載(←違う)を休んでしまいました。すみません。 
世間では(というか自分も)、「オペラ座の怪人25周年特別公演inロンドン」のことと、
劇団四季「オペラ座の怪人」東京公演が開幕し、新ファントムの評判がとても良いことなど。
LNDの前作、オペラ座関連に関する話題が目白押し…というか、もうなかばお祭り状態で、LNDのレポの続きをを書ける状態ではなくなってしまいました。
(だから早く書いておけという…反省)

もう、あの恐ろしくも、超絶なまでに神懸っていたLove Never Dies の千秋楽から一ヶ月以上。
いや、もうすぐ二ヶ月が経とうとしております。 
同時期にLNDを観劇された師匠たちは、早々と観劇感想を書きあげて、他の記事に移ってらっしゃるというのに…
 
 
さぁ今、LNDモードに切り替わりました。
スッとあの日の舞台が体に入り、まだまだ鮮明に蘇ってきます。
あの時のシーンを思い出しただけで鳥肌がビリビリっと立ちあがり、不思議と涙が流れ始めます。
…これは本当の話ですよ。

今週は久々にオペラ座東京公演を観に行きますので(大山ファントム目当てです)、今日と明日でLNDのレポを集中的にやってしまい、完結させようと思います。  
まさかこんなことになってしまうなんて…
これは間違いなく、LNDの呪いですよね…(←違う。ただ単に自分がさぼっていただけ)  

なぜだかはわかりませんが、LNDの感想を書く時って、体力をもの凄く消耗するのです。 
これはきっと、観劇したときのことを思い出すからなのでしょうけど、となりますと、実際に観劇している時の体力の消費というのは、ハンパではなかった。と、今さらながらに思えます。 
よく、こんなのを4回も連続で観たな、と。(笑) 
観ていた時は、もの凄くテンションが上がっていたのは確かですが、東京に帰ってきたら、もの凄い筋肉痛になっていたんですね。特に背中から腕にかけて。これは、ラミンを始めとする、歌激ウマなキャストの歌声を浴びるときに力がもの凄く入ってしまうのと、拍手のし過ぎだなと。 
あと、もう泣きすぎ!美しい音楽や歌や、熱い演技やらにやられてね。 
一番ボロ泣きだったのは千秋楽ではなく、昼公演の前楽だったのですが、前楽終演後、ロンドン在住の師匠と、ロビーで顔を合わせた瞬間、二人とも顔は笑っているのに涙がボッロボロこぼれっぱなしで、良い感想を言い合っているのに泣いていて、ほんまに大変でした。 

これ、この感覚。何なのでしょうね…   
なかなかここまでの感覚になるのって、特異な体験だと思いました。 
先ほど、「呪い」と書きましたが、「麻薬」とも言えますね。かなりキツーイ禁断症状が、未だに出ています。 
だって、観たくて観たくて仕方ないんですもん。Love Never Dies。 
考えただけで、プルップル震えます。 
CDではもう満足できないんです!
いや、CDも良いんですよ。でもね、舞台でのあの歌い方や、歌の伸ばし方とかそれに合わせてくるオーケストラの凄い演奏とか、吐息とかエロい手付きとか。そんなのはCDではまったく味わえないんです。 
それにCDは演出変更前のオリジナル進行なので、結構違いますしね…特に1幕は。 

それではいつものように、この先はネタバレを含みます。
大丈夫な方のみ、「続きを読む」からお入りください。 

 

Phantom of the Opera at the Royal Albert Hall

Phantom of the Opera at the Royal Albert Hall

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor UK
  • 発売日: 2011/11/22
  • メディア: CD

 

 

感想:1幕その1は こちら

感想:1幕その2は こちら  

感想:1幕その3は こちら

感想:2幕その1は こちら   

 

ACT TWO

SCENE5 ~ Backstage
"Devil Take the Hindmost(Quartet)" Gustave, Raoul, The Phantom, Madame Gily, Meg Gily, Ensemble 

Devil Take the Hindmostは、二幕最初のBarのシーンで、あまりにも熱すぎるファントムvsラウルの時に二人が歌うナンバーですが、(Quartet)は、ファントムvsラウルに加えてグスタフ、マダム・ジリー。そして最後にメグ・ジリーが歌に加わります。 

BarでのDevil Take the Hindmostは好きですが、この(Quartet)も結構、お気に入りです。
  
何が気にいっているのかというと…
クリスティーヌが自分の楽屋で、昔を思い出させるほど素敵にめかしこんだラウルに、「今すぐ出ていこう、歌わないでくれ」と、言われましたね。
その後、支配的な影を消したファントムに「歌ってこの曲を完全なものにしてくれ。運命を受け止めてくれ」と熱く言われて、クリスティーヌはボロボロ泣きましたね。 
シリアクリスティーヌは、ずっと涙を手で拭っていて(本当にボロボロ泣いて)、それでも舞台に向かって歩き出します。 
ここまではいいです。

その後の光景がもう異常なんです!
クリスティーヌのまわりを、まるで衛星のようにつかず離れずしながら、ラウルとファントムがついてくるのです!(舞台もまわります) 
これがね…この異常な感じが…じつはめっちゃ好き!(笑) なんですかこの執念ぶりは!
ファントムはラウルにBarで圧勝し、グスタフは自分の子どもだとクリスティーヌから聞きだしたというのに、まだ心配して傍をついてくる。 
ラウルは、手で涙を拭っているクリスティーヌの横まで来て、暫く何かを言っています。これは念押しでしょうね。 
それに加えて、途中からマダムまで出てきますからね!もう、恐ろしすぎる。 
マダムとしては、クリスティーヌのショーは、たとえ一夜きりであったとしても、それをキッカケに自分たち(マダムとメグ)の立場が追いやられてしまうことを危惧しているのです。 
まぁ、クリスティーヌが歌うイコール、ファントムとの愛が確実となってしまい、ラウルが去り、ファントムは新しい拠り所(クリスティーヌとグスタフ)を自分のものにしてしまう。 
それをマダムは阻止したいんですよね。 

「負けた者は悪魔の手に」 
ファントムが負けると、クリスティーヌとグスタフを失う。 
ラウルが負けると、クリスティーヌとグスタフを失う。 
マダム(とメグ)が負けると、ファントムを失い、10年間もファントムを支えてきた努力が水の泡となる。  

歌ってほしいファントム。歌ってほしくないラウルとマダム。 
この三人と、グスタフが、それは不気味な旋律を絡めあわせ、クリスティーヌの背後から執念の歌を歌うのです。 

あー凄い曲、これも…(笑) 
短いですが、長く感じます。濃いんですよね。キャラも、歌も…

まず始まるのは、一人劇場内で「探検ごっこ」をしているグスタフのソプラノです。 
ダニエル君のグスタフはここでも安定したソプラノで、Devil~とは一見関係なさそうな歌を綺麗な声で歌います。
このグスタフの哀しげでもある旋律と、しつこい大人たちの歌が次々と絡んでくる…という、ゾクゾクする流れになります。   
導入こそグスタフのアカペラですが、すぐに恐ろしい伴奏音楽がゆっくりと鳴り始めます。メグが走り去る時に鳴る、「デロデロデン♪」のピアノまで絡んできます… 
次に加わるのはラウルです。デイヴィッドの歌声は当然、めちゃくちゃエエ歌声です。
Devil~ではBarの時と同じ主旋律を歌うのがラウルで、デイヴィッドはやや速め(走り目)に、ひとつひとつ区切るように歌いながらも、時々次のフレーズまで繋げるように伸ばしたりもします。 
次に加わるのはファントム。ついさっきの楽屋では、魂のTill I~を歌いきった後なのに、ラウルとは違った、高音階のフレーズを、ラウルの主旋律に被せるように歌います。
流石にちょっと喉がお疲れで、ここでの高音は気の毒でしたが、それでもデイヴィッドとの歌の絡み合い(Barでは掛け合いで、ここでは絡み合い)は、お互いの歌声が張りあう様に際立ってくるのがアツイです! 
そして、真打(?)のマダム・ジリーが加わります。 
マダムの旋律は口やかましく、ラウルとファントムの歌声をまるで遮るかのように、さらに主張するように、被せて歌います。かなり恨み節、とも言えます。  
四人の歌声が複雑に絡み合うところはゾクゾクしますが、更に熱いのは、それまでバラバラに歌っていた大人たちが、一斉にユニゾンとなる、「Devil take the hindmost!」 の部分。ここの声の出し方とか、粘っこく伸ばし、お互いを牽制するように
それから暫くユニゾンが続きます。 
ユニゾンでのデイヴィッドは、幹を支えるような低音を響かせますし、ラミンは独特な揺れを効かせていますし、リズは不気味に、ヒステリカルに歌うのです。

三人は、最初はクリスティーヌにプレッシャーを与えるようにしていますが、ユニゾンになった辺りから、三人がお互いににらみ合う様にして歌います。 
ひとつ言えるのは、大人は誰一人、グスタフのことは見ていません。
ほったらかしです。 

あぁぁ。だんだん震えてきました…。
こんな歌、横から後ろから聴かされて、クリスティーヌはたまったもんじゃないですよね(笑)。  
まぁ、クリスティーヌはずっと下を向いているのですが…
シリアは割と陰のある感じのクリスティーヌで、こういう時の板ばさみになって苦悩する表情とか、ファントムに首を絞められて苦しむ顔とか、ラウルに腕をねじられて痛がる顔とか、ラウルに睨まれて少し怯みながらも、目を離さずに緩く睨む表情とか、いいんですよね。凄くいいです。

メグは最後の最後に出てきます。 
私服に着替えたメグは、「笑ゥせぇるすまん」みたいなお面を被り、グスタフの興味をひかせて、こっそりと外に連れ出してしまうところで、このナンバーは終わります。  

メグが着用するステージ衣装はどれも派手ですが、私服は割と地味で、黒のラインが入った紫色の上の服に、黒の長いスカートをはいて、首には赤色のスカーフを巻いています。 
一幕の最後のシーン、ファントムの仕事部屋にクリスティーヌを連れてきたときにも、この服装で登場します。 
ということは、クリスティーヌをファントムの部屋に案内するために呼びとめたけれども、派手なステージ衣装から私服に着替えてくるまで待っててもらったのでしょうか。  
 
 
そして、いよいよクリスティーヌのショーが始まります。
幕が開きます…

 
  
(続く) 

 





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